2013-12-29
不幸な出来事というのは、やはり自身の弱点を克服し、強くなる為に与えられた賜物である、ということは言えそうだ。
しかし、こうした考えに埋没し過ぎてしまうと、次第に麻痺してきて、不幸な出来事が起きても、「これは不幸では無い」と、出来事自体や、自分の感受性を否定して無理矢理本心の動揺を抑え込んでしまったりしてしまいがちだ。
ここで大切なのは、幸せは幸せ、不幸は不幸、と正しい捉え方をする姿勢を養うことだと思う。
そうでないと、幸福も不幸も一緒くたにしてしまい、幸福があっても素直に喜べず、不幸をわざわざ呼び込むようなことをしたり、やがて「人生は試練」「人生は苦」というようなネガティブな捉え方に陥ってしまう可能性もある。
そして幸せは幸せ、不幸は不幸、と捉えないと、いつしか進むべき道の方向性を誤ってしまう可能性はあるだろう。
幸せは素直に享受し、不幸は素直に悲しみ、ただ、どちらも与えられた賜物ということに感謝することが大事なのだろう。
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